本記事は買う前会議が独自の基準で制作していますが、ECサイト等から送客手数料を受領しており、プロモーションを含みます。制作・運営ポリシー
ベビー用ハイチェアを3台、レビュー127件を両側から数えました。ヤトミのノウス(14,999円)、大和屋のアッフル(19,999円)、ストッケのトリップトラップ(38,496円)です。離乳食が始まる生後6か月ごろから使えます。
いちばん褒められていたのは「倒れない」で15件。いちばん多い不満は「後ろ脚に足をぶつける」で8件。
この2つは、同じことを言っています。後ろ脚が長く伸びているから倒れない。だから足をぶつける。欠陥ではなく、代償でした。
選び方で迷うのは値段だと思いますが、本体価格だけでは比べられません。テーブルとベルトが別売りの製品があるからです。
価格帯の代表として3製品を読みました。予算と、置く場所で決まります。
ヤトミのノウス、大和屋のアッフル、ストッケのトリップトラップの、価格・付属品・掃除のしやすさの比較です。
← 横にスクロールできます
| ノウス | アッフル | ストッケ | |
|---|---|---|---|
| 価格 | 14,999円 | 19,999円 | 38,496円 |
| 評価 | 星4.3(110) | 星4.5(388) | 星4.6(634) |
| 素材 | 樹脂 | 木製 | 木製 |
| テーブル | 付属 | 付属 | 別売 |
| ベルト | 5点式が付属 | 別売 | 別売 |
| 掃除 | 丸洗いできる | 最も不利 | 拭ける |
| 折りたたみ | できない | できない | できない |
| 省スペース | 脚が広い | 標準 | 場所を取る |
| 足をぶつける | 4件 | 1件 | 3件 |
14,999円
ベルトもテーブルも最初から付いて、丸洗いできます
全部込みで安く
19,999円
色が可愛いという声が最多。掃除は3製品で最も不利です
見た目で選ぶ
38,496円
刻みが細かく大人まで使えます。付属品を足すと4万円台に
姿勢と、長く使うことここから下は、この結論の根拠です。
3台とも、離乳食が始まる生後6か月ごろから使えます。ただしレビューを読むと、実際に買った時期はもう少し幅がありました。
「6か月ではまだちいさくて、ベビーセットの中で体がゆらゆら左右に振れて」(ストッケ)。ベビーセットやクッションで隙間を埋めるか、腰がしっかりするまで待つ判断になります。
「バンボで食事させていましたが、べちょべちょされるので7ヶ月くらいでこちらを購入」「ハイローラックでの食事がキツくなってきたので、10ヶ月で検討」。それまでの椅子が限界になって買い替えるという流れが共通しています。
「10ヶ月のおチビはいつも座面に立って、テーブルに昇って遊びます」。ベルトが必要になるのがこの時期です。
「3歳の子どもが問題なく使えています」「もうすぐ5歳ですが、今でも使っています」。小学生まで使っているという声もありました。
耐荷重は製品によって60〜140kgです。1年で買い替えるものではありません。
「11ヶ月になる息子に購入しました。普通体型ですが、脛が引っかかって座らせることができません」(ノウス)。座面と足置きの間隔は製品ごとに違うので、可能なら店頭で座らせてみてください。
低評価は★1〜★3をすべて、高評価は★4〜★5を「参考になった」の多い順に。3台で127件です。
褒められていること(高評価70件)
困っていること(低評価57件)
「脚の幅が広く安定感抜群なので、大人が少し押したくらいではまず倒れず、安心して座らせることができます」「簡単には後ろに倒れないので、子供が多少揺らしても安心」。
予想と違いました。足がつくことや姿勢の話より、倒れないことのほうが多く書かれています。毎日そばで見ている親にとって、これが最初の要件なのだと思います。
膝の上や地べたで食べさせていた人が、買ってからは座って食べてくれるようになり片付けも減った、という声が並びます。「ワンオペ離乳食に是非!」とも。子どもの姿勢の話であると同時に、親の時間の話でもあります。
デザインが10件。とくにアッフルは、機能より先に色の話が出てきます。「何より色がとても可愛く、3歳が喜んで座っております」。
ハイチェアはダイニングに5年以上置きっぱなしになる家具で、毎日目に入ります。そして子どもが気に入るかどうかは、使ってもらえるかに直結します。「デザインが気に入って購入するならいい」という低評価もありました。裏を返せば、見た目に納得して買った人は多少の欠点を許せているということです。
高評価と低評価を並べて数えると、同じ性質が両方に出てくる箇所が4つありました。どちらも正しいことを言っています。
← 横にスクロールできます
| 一点 | 高評価の言い方 | 低評価の言い方 |
|---|---|---|
| 後ろ脚の張り出し | 倒れない(15件) | 足をぶつける(8件) |
| ベルト | 立ち上がらない | 食べこぼしが詰まる |
| 座面の硬さ | 拭きやすい(8件) | お尻が痛い(3件) |
| 高さの刻み | 細かく合わせられる(12件) | 変更が面倒(3件) |
いちばんはっきり書かれていたのが、★4のこの一文でした。
「安定感を出すために後ろの部分が飛び出しているのでよくその部分につまづきとても痛いです」
「すり抜けるように後ろを歩くときに足の小指をぶつけて痛める。小指の骨にひびが入るにいたり、我が家では手放しました」
「足の部分が背もたれより突出している為ちょくちょく足をぶつけます。ただその他は大満足で、子供と目線を合わせてご飯が食べれる為満足しています」
3件目は★4です。ぶつけながら満足している。この製品群の実態がよく出ています。
横から見ると、こうなっています
後ろ脚は、倒れないように斜めうしろへ伸びています。そこが人の通り道と重なると、ぶつかります。
うしろを通らないので、ぶつかりません
回り込むたびに、張り出した脚に当たります
置き方で消える問題です。「足がつまずくのを防止するために壁側に設置すると何の問題もありません」(★5)。「使用してない際は机の中に入れちゃえば、そんなに気になりません」(★5)。
逆に言うと、狭いダイニングや賃貸で、椅子のうしろを人が通らざるを得ない間取りだと避けられません。ストッケの★4にも「案外場所等取るので狭い部屋等には向きません」とありました。3台とも折りたためないので、使わないときにしまうこともできません。
ベルト。無いと立ち上がります。あると「落下防止のためのベルトが座面に入り込んでいる部分は、どうしても食べこぼしが詰まってしまいます」。
座面の硬さ。お尻が痛いという声が3件。ただし同じ硬さが「汚れが落ちやすい」として8件。これを自分で書いている人がいました。「クッションとかは可愛いですが、掃除が面倒そうなのであえて付けず」。
高さの刻み。細かく合わせられるのが選ばれる理由(12件)ですが、アッフルは「板の高さを変えたい時は10本近い全てのボルトをゆるめないといけません」。細かく刻めるのは、しっかり固定しているからです。
同じ「ハイチェア」でも、箱に何が入っているかが違います。
テーブル、ベルト、ベビーセットがすべて別売り。「椅子だけで3万、テーブルを付けると4万か…と思い、こちらにしました」とアッフルを選んだ人がいます。「付属品がかなり高額。これらを揃えるとかなりの金額になったのは想定外」とも。付属品を足した合計で比べてください。
5点式ベルトとテーブルが付属。「実店舗では4〜5万円するハイチェアばかりで驚きましたが、こちらは約1.5万円。フレームは鉄製で非常に頑丈」(★5)。そのかわり、脚の報告が3製品で最多です。
テーブルは付属、ベルトは別売。同じ大和屋のすくすくチェアと2台使っている人の比較が参考になります。「デザインならaffel、機能性ならsukusuku」。アッフルは足置きの調節の溝が1箇所少ないそうです。
SNSで見つけた指摘です。レビューには出てこなかったので、1人の証言として読んでください。
「大和屋は、すくすくチェア系はすべて天板がダイニングテーブルの上に乗るサイズになっています。他のはテーブルとぶつかって、赤ちゃんと遠くなってしまう。子どももみんなの近くで食べられます」
ハイチェアには自前のテーブルが付いています。ダイニングテーブルに寄せると、その天板が縁にぶつかって、子どもだけ食卓から離れた位置になる。商品ページには書かれていません。
ダイニングテーブルに重なるので、子どもが家族と同じ距離に座れます
天板の厚みぶん、子どもが食卓から遠ざかります
食事用スタイでも同じことが起きます。トレイが前にせり出す椅子だと、スタイのポケットがぶつかって使えなくなる、という報告を別の記事で扱いました。ハイチェアを選ぶときは、あとで買うスタイやエプロンとの相性も一緒に決まります。
アッフルで最も参考にされた低評価が、これでした。「一言で言うと人には絶対に勧めない商品。なぜなら食べこぼし掃除が大変すぎるから」。ただし同じアッフルに「心配していたが、そんなことは感じませんでした」という★4もあり、評価が割れています。
ノウスは「木じゃないから気になったら風呂でジャブジャブ洗える」。樹脂製は掃除で有利です。
ストッケで最も参考にされた低評価は、ホワイトウォッシュの座面と足板の塗装が2年弱で剥がれたという内容で、メーカーが「ホワイトウォッシュのみこのような事例が上がってきている」と認めたやりとりまで書かれていました。木部に塗装がある製品は、程度の差はあれ剥げると思っておくのが安全です。
件数としては最多です。ネジ山がない、パイプが入っていない、傷がある。ただし大半はストッケで、母数が634件です。高評価側では「組み立てが簡単」が6件。難しいのではなく、届いたものに当たり外れがあるという読み方になります。届いたら、部品の数を確認してください。
Threadsで見つかったのは2件のスレッドでした。どちらもPR表記はなく、購入を迷っている人の相談と、それへの返信です。前に別の商品を調べたときは5件中4件が広告だったので、対照的でした。
「足板の刻みが細かいほうがいい。今後の身体の発達、お口の発達を考えると、すくすくチェアとストッケの2択に絞られると歯科医の先生も言っていた」という返信がありました。
ただしレビューには逆の証言もあります。店頭で3機種を試した人が「yamatoyaのは座り姿勢が明らかに良くなかった」と。ここは意見が割れています。
「椅子が子供に対して横幅が大きすぎて後悔した」「大きくてゆとりがあると抜け出したりもします」。体格に合ったサイズを選ぶ、という視点です。
「Amazonプライムデーに毎年一色だけセールになっているので、その時に買うのがおすすめ」。色が選べない前提なら、待つ価値はありそうです。
← 横にスクロールできます
| 製品 | 価格 | 評価 | 素材 | 読んだ件数 |
|---|---|---|---|---|
| ヤトミ ノウス | 14,999円 | 星4.3(110) | 樹脂 | 28件 |
| 大和屋 アッフル | 19,999円 | 星4.5(388) | 木製 | 35件 |
| ストッケ トリップトラップ | 38,496円 | 星4.6(634) | 木製 | 64件 |
ハイチェアの第2弾。この記事で扱わなかった2台です。低評価がすべてベルトの話に集中していました。
この記事で書いた「天板の位置」問題の、スタイの側です。トレイが前にせり出す椅子だとポケットが当たる、という報告が5件ありました。
離乳食の前段階。値段はブランドではなくサイズで決まり、同じピジョンでも1mlあたりが4倍違いました。